#4ぶんぶく。こだわり抜いたSNOW PEAKの傑作

スノーピークのダッチオーブンは2種類存在することをご存知ですか？

・現行品の和鉄（南部鉄器）…底面がフラットなのでIHでも使う事ができます。こちらは防錆塗料が塗ってあるのでジーズニングが必要です。
・廃盤品のぶんぶく（山形鋳鉄…ポットが脚付きなのでスタンドが無くてもそのまま炭火に突っ込むことができます。

表面には職人による天然漆が焼き付け塗装されているのでジーズニング不要！※使用している間で漆が取れてしまうので、使用後は油で保護してあげた方が長持ちします。製作に当たったのは400年の歴史を誇る、菊地保寿堂で製造されておりました。

ぶんぶくに関しては製造までにかなりの手間がかかります。通常のダッチオーブンは柔らかめの鋳鉄を使用し加工してポットなどが製造されるわけですが、ぶんぶくはそこの部分をこだわりFC２０と言う硬い鋳鉄を使用し、厚さ僅か3.5mmという薄さを実現し、手間隙かけて製造しておりました。硬くなると加工するにあたっての技術が難しくなり、その加工できる工場もごく僅かしかなかったのです。故に大量生産が出来ず、ユーザーを待たせてしまう&コストがかかって利益が・・・ｗ

また、ぶんぶく24/32はスタッキングが可能なのです！寸分の狂いも無く製造されなければ、うまくスタッキングさせることは不可能と言われており、技術の高さがここでも発揮されているのが分かります。